2025.02.1818:00
『音楽は携帯で聴くもの』百瀬
始動準備の期間から含めると約1年半、
家族よりも密度の濃い時間を、3人で過ごしました。
お互いの甘さや見据えている景色、パーソナルな部分、
何に嫌悪を抱き、何に心を弾ませるのか。
バランスよくタイプが分かれている3人だからこそ、擦り合わせに多くの時間を要しましたし、それでも尚、知らないことが多いのもまた事実。
きっと皆さんから見た3人への解像度って全く高くなくて
「実は意外と◯◯」なんてことも多くあると思います。
(こればかりは深く関わってみないと分からないことといいますか、当事者たちでないと知りえないことなので仕方ないですが。)
綺麗な部分だけをすくいとって魅せていたし、
それが表に立つ者としての正しい姿だと今でも思っています。
「はちみつコーヒー座」という作品。
そういうブランディングです。
正直、この1年の中で
3人のバランスが崩れるくらいなら、
ダメになってしまうくらいなら、1度足を止める。
何よりも先に優先して修復に時間をかける。
そういう期間もありました。
グループの繊細さを痛感し、受け入れ、
着々と地に足を着けて1歩1歩進んできた1年。
感慨深いものがあります。
「音楽は携帯で聴くもの」
そういう時代。そういう文化。
私もその恩恵を受け、心の支えになるような沢山のいい音楽に出会えたうちの1人。
逆も然りで、
その文化のおかげで、はちみつコーヒー座と出会ってくれた方も、このブログを読んでくれている中にきっと数人は居てくれていて。
"お金を払って、予定を空け、現場に出向く"という
"ライブ"に対するハードル高さというものは重々承知だけど、伝えたい。
まだまだ未熟で不器用な私たちだけど、
はちみつコーヒー座の「ステージパフォーマンス」には
それぞれ3人の覚悟や、強さ、
自由な表現を尊重している姿勢
感じるものが絶対にあると思う。
決して"雰囲気"だけじゃないって、
"ふり"じゃないって、伝わるものがあるはずです。
正直、永遠の時間の確約は出来ません。
終わらせたくないと強く願っても、
どうにもならないことも世の中にはあります。
希望溢れる魅力的な業界。
だが裏腹に本当に残酷で恐ろしく、また、儚い。
「今」を自分たちのやり方で
強く進んで踏ん張るしかない私たちの姿を、
「今」そばで見届けてほしい。体感してほしい。
毎ライブ大切、でも今回は特別。
やっぱり挑む想いが変わってくる日です。
本当に本当に、何度もダメかと思った日もありましたが
迎えることができた、1年目。
一緒にお祝いして欲しいです。
準備して、あなたのことを待ってます。
百瀬